コラム

『ドラゴン桜』2人のキーパーソンに学ぶ新時代の人生戦略

ドラゴン桜の最終回放送が終わりましたね。

結論から言うと、
僕は「何年ぶりなのか」というレベルで最終回号泣しました(笑)

ただドラマを楽しんで感動したというレベルではなくて、
彼らの合格発表のシーンは祈るような気持ちで見ていました。

そして一人ひとりの未来が豊かであらんことを心から祈っていました。

自分でも気づかないうちに
登場人物にかなり感情移入していたのですね。

あなたもきっとそうだったのではないでしょうか。
 

この記事では、
感動を皆さんと共有するとともに

多くの方から
コピーライティングをご依頼いただく
ライター、マーケッターという”表現者”の視点から

『この大ヒットドラマから学べる人生戦略』
についてもお話していきたいと思います。
ビジネスをしている人にとっては

ドラゴン桜×コピーライティング

という観点のお役立ち考察も楽しんでもらえればと思います。
そうでない人も、一緒に「ドラゴン桜」の感動を共有できればと思います。

 

ドラゴン桜が人の心を打つ理由

 

”バカとブスこそ東大に行け”

ドラゴン桜といえばなんといってもこのフレーズです。

コピーライティング的に言えば

”フック”であり、
この強烈なフレーズに人はどうしても反応します。

 
最初は

「人を蹴落とし、上へ上へと目指す人のための話だろ」

という予測をします。
実際そのような好奇心的な興味を煽るフレーズです。
 

しかし、見進めて行くと、
どうやらそういうドラマではない
ということが分かってきます。

 
一見偏った思想のようで、
極めてフラットで本質的な提言が毎回あるからこそ
このドラマはYouTube時代にも
前シリーズを超える視聴率を記録したのだと思います。
 

コピーライティング的にもこの工程は大切で、

1.強い興味を引く
2.結局本質的なことを伝えてくれているんだな

という順番でメッセージを構成することは
コピーライティングで顧客の信頼を得る鉄則です。

ドラマには様々な要素がありましたが、
結局何が多くの人の心を打ったのか、というと

 

ただの学園モノではない

という部分に尽きると思います。

一人ひとりが苦しみや弱さと向き合った
その過程や、苦しみ、乗り越えた先の結末。
 

そして何よりも

時代に合った多様な仲間とのチーム戦術を組んで勝ち得た「東大合格」

だったところに、
このドラマのヒットの理由があるのではないでしょうか。
 

受験というテーマは
人間だれしもにある
「上を目指したい」
という本能を強烈に刺激してくれます。
 

このドラマを見ると、
「自分も何かに頑張って、熱くやりとげる経験がしたいんだなあ」
という発見をもたらしてくれます。
 

”スタサプ”や”SNS”を用いたIT技術を活かした勉強法
文字通り”多様性”と”他者の視点”を重要視する哲学は、
前作を大きく超えて「時代を捉えた」内容で、心を打つものがありました。 

 

もうひとつの”新しい要素”

それはズバリ、

半沢直樹要素
ですね(笑)
 

カンタンに言うと

「やられたらやり返す。倍返しだ」精神
です。
 

前作では
「東大専科の子たちは東大に受かるのかどうか」
というドラマに集中出来ました。
 

今回は「倍返し」の要素が極めて強く
「半沢要素を入れると大ヒットする」
という日曜劇場制作サイドの意図を強く感じました。
 

僕は第1話で思いました。
「この要素はいいから、受験生のドラマに集中させてくれ」
と(笑)
 

僕の周りも賛否両論ありましたが、
僕のこの意見は正直、最終回を見た後も変わりませんでした。
 

ただ、最終回の視聴率がテレビ劣勢のシチュエーションでも
前作を超えたところを見ると、
このエッセンスも大ヒットに寄与したのでしょう。

あなたはどう思ったでしょうか。

 

2人のキーパーソンが出会った神回

僕は今回の物語のキーパーソンは

藤井とケンタの2人だったと認識しています。
 

藤井→他者を受け入れられない人間人格の成長物語

ケンタ→これからの時代の多様性と戦略の象徴

 
として、今シリーズならではのキーパーソンで
この2人がいたからこそ、「シリーズ2」は
前作を超える視聴率が取れたと僕は思っています。
 

物語に最も強いクギを打ったのは

第5話「大人が導くこの未来!不可能からの挑戦!」

でしょう。
みなとら的には”超神回”です。
 

東大専科にケンタが入る回です。
第4話までもケンタの伏線は張られていて、

「どこで彼が活躍するのか」
という暗黙の期待は
多くの視聴者が持っていたことでしょう。
それが爆発した回になります。

そして、この回でのやりとりが最終回でもポイントになります。

 

多様性と他者の視点に基づいたチーム戦術

です。

ケンタは発達障害があります。

「虫が好きで興味のある虫に関する知識は無限に吸収できる」

「耳から入ったものは記憶できないが目から入ったものは驚異的に覚える」

 
桜木はそんな彼ならではの個性の活かし方を提供します。
 

「みんなと同じ方法でやる必要はない。お前だけの方法が必ずある」

と伝え、ケンタの能力が発揮できる環境をマネジメントしました。

 

そして、重要だったのが、
ケンタを取り巻くチームはどんな環境だったのか
という”周りにいる他者との関係”です。

「ケンタが楽しくゲームをできるようメンバーが自発的に試行錯誤した」

「ケンタを勝たせたい一心で一生懸命むずかしい試験を受けている」

「的外れだろうがなんだろうが自分のために先生がこれまでケンタのために一生懸命やってくれた”気持ち”はちゃんと届いている。学校が安心できる場所になった。それが何より重要なことである」

 
さらには
 

「多様性を受け入れて欲しい。だから発達障害の子も普通学級で受け入れて来た。勉強を強制しない、生徒がのびのびと個性を発揮できる自由な校風を作る。」

という理事長の信念からブレないフラットな視点。
 

これら何一つ欠けても、
ケンタはあの驚異的な才能を発揮できなかったということです。

 
これはもはや
「ただの東大合格ノウハウ」を超越しており、

質の高い”場所作り”と、他者の視点を持つ協力的なチーム戦術
がいかに重要かという
新時代の戦略の象徴だったといえます。

 

キーパーソンは最後まで藤井だった

1人では成し遂げられないことも、チームであれば乗り越えられる

「虫と共生できる未来を創る」

 
強い想いとつながったケンタが「東大に行く」と決心する。
そして東大専科というチームに小杉が入る。

こうして夢の元にチーム人員が集まり、影響力を持って行く。

そしてケンタが数学で198点を取る。

そして藤井の人格の
本当の意味での成長の第一歩になる。

この回は神回でしたね。
 

東大受験は集団で目指す方が圧倒的に合格率が高い。
受験会場には普段から見知った仲間がたくさんいる。
集団で目指す方がはるかに成功確率が高いに決まっている。

 
人生も、ビジネスも、何事も同じではないでしょうか。

 

怨念か、改心か

この話以降、藤井は徐々に成長し、
最終回では「虫けら」と罵ったケンタを守る行動に出ます。

あれは、
「自分に集中する」
というセオリーとして不正解でも

「藤井が東大合格者に相応しい人物になる」
という人格物語においては、
正解だったのです。
 

「合格に必要なものはすべて持っている」
桜木が藤井に伝えたメッセージは
「能力面」ではなく「人格面」の成長を言い当てた台詞です。
 

「おれは後悔していない」

さわやかな顔でそう言い切った藤井の

「浪人合格スピンオフ」
はぜひ放送してもらいたいですね。
誰もが望むところだと思います。

桜木の舎弟2人の結末に気になるところです(笑)
 

そして、ケンタを本番でいじめた
後ろの受験者の番号がなかったことに
カタルシスを感じてしまった自分は

「まだまだ半沢直樹要素のお客様」
なのかもしれません(笑)

 

実は”神回”第5話には
もう一つの要素の伏線も張られていて、
敵方の岸本弁護士が

「怨念を捨てなさい。無益な人生を送ることになるわよ。」

というセリフを言い捨てるのですね。
その台詞がまさに自分に返ってきた形になりました。
気付いた人がどれだけいるかは分かりませんが、

第5話には最終回のメッセージになる
力強いクギがきっちりと打ち込まれていたのです。

 

至高の最終回

最後のシーンの力強い言葉には魂を揺さぶられました。

一人ひとりの個性、夢を珍しく桜木が全力で認め、励まします。
それはおせっかいで思いやりにあふれた水野先生のことも含みます。

そして、メッセージが刻まれていきます。

人生で一番大事なのは、
東大に行くことでも、勝つことでも、結果を出すことでもない。

目標に向かって過ごした一分一秒、
自分の人生を変えようとがむしゃらに努力した
その道のり、熱意、そして仲間への想い。それこそに価値がある。

 

クソみたいな人生を変えることができるのは自分だけ。
人は誰かを変えることは出来ない。

だがよく覚えておけ、
お前らがまっすぐな思い出突き進む時、
その姿は他の誰かを動かす原動力になる。

自分を信じてまっすぐ進め。

 

いつかその姿は、人に勇気を与え、希望を与え、
お前らの熱意、努力、思いやりが周りの人間を突き動かす。

それがめぐりめぐっていつか社会を変えて行くんだ。
人生を切り開け。常識を変えろ。
こっから先の未来を創っていくのは、国でも環境でもねえ。お前ら自身だ。

 

お前らバカはもうバカじゃねえ。
お前らには仲間がいる。その輪を広げて行け。

いいか。自分の信じる道を行け!

ここまで積み上げられてきた”概念”が”言葉”となり、”メッセージ”になる。

「バカとブスこそ東大に行け」の重厚感が、
ここまで見た人にとってはもはや違う言葉に聞こえますね。
 

人を動かし、希望を与える。
そんな表現をしていきたいものです。

 

これからのコピーライティング

ドラゴン桜から学ぶコピーライティング。

それは、
ノウハウの時代は終わったということです。

 
大切なのは、

学び、人生を変える決心をし、仲間と進んでいくこと。

 
その源泉にあるエンジンを突き動かすメッセージを、
「バカとブスこそ東大に行け」
で集まってきた人たちにガツンと伝える。仲間をつくる。

 
そういった思いで動けないと淘汰される。
 

言い換えれば
「ノウハウと結果だけを求めて動く」
そんな人は勝てない時代になっている。

 
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